2014 在宅ホスピスを語る会 in 久留米 が開催されました。
ふくおか在宅ホスピスをすすめる会の代表をされているにのさかクリニックの院長、二ノ坂先生を交えてのフリートークや詩の朗読、その他に、実際に大切なご家族を自宅で看取られた2組のご遺族のお話などがあり、とても心が温かくなる2時間でした。ご遺族の方たちは、「最後まで、自宅で家族と共に過ごせて良かった。自宅で看取って良かった」と、双方共に言われてあったのが印象的でした。
誰にでも訪れる、旅立ちのとき。全ての方が、在宅がベストと言う訳には行かないと思います。一般病棟で最後まで治療を継続することも、あるいはホスピス病棟で緩和ケアを受けることも、その人その人の判断でよいと思います。自分の人生なのですから。
ただ、「最後は、家族とともに住み慣れた自宅で」・・・そう選択された場合には、ぜひとも、その願いは叶えていただきたいと思います。そのために、在宅医がいます。そのために、訪問看護師がいます。そのために、介護保険があり、ヘルパーさんやボランティアさんたちを含めた在宅緩和ケアチームがあります。それから、その他のたくさんの社会資源も・・・。
今日の方も、「入院中は入らなかった食事が、家に戻ったとたんに食べれるようになったんですよ」と話されていました。
在宅の不思議な力、そして、人が人を看取る時の温かさ・・・今日の、2014 在宅ホスピスを語る会 in 久留米では、そんな事をたくさん感じる事ができました。
ふくおか在宅ホスピスをすすめる会の方々、それから、お手伝いされていた在宅療養サポートセンター久留米とNPO法人 結の会のスタッフさんたち、そして、参加されていたたくさんの方々、お疲れ様でした。これからも、共に学んで行きたいと思っています。
コメントをお書きください