「御井町」と書いて「みいまち」と読みます～御井町ケアプラン

高良山のおひざもと、地元の人以外によく会うのは「オルレの人とか登山客」という御井町(みいまち)に私たちの事業所はあります。

町で暮らしている方たちにとっては当たり前なことなのに、私にはびっくりすることがたくさん！！！

今日はそういった「御井町あるある」をご紹介します。

 

※ かます寿司を作る・・・　「いつもは作らんよ、秋のお祭りのときに作るったい」って言われますが、「え？わざわざ作るんですか？」とまずここでびっくり！

 

※ 山川招魂社（やまかわしょうこんしゃ）がパワースポット・・・「肉弾三勇士」の碑や田原坂の戦いの戦士の碑のある静かな森。事業所のすぐ近くです。そしていろんなお家で「山川招魂社のお札」を見かけます。

 

※御井町はみっつの井戸のわくところ・・・ご利用者さんに教えてもらいました。「湧き水が三箇所でみっつの井戸の御井町」らしいけれど。私なんか道に迷ったときしか行き当たりません。

 

こんな歴史の深い町で育った方々の昔話を聞くと、おもしろくって、そしてさらに謎が深まるばかりです。

 

「山川招魂社は小学校のときに学校から行ったよね（大正生まれKさん）」

「遠足ですか？」

「遠足じゃなかった、遠足は耳納城（みのうじょう）やった」

「どこですか？　耳納城って？」

「なんかうまく言えんけど、遠いとこ、あげなところになんでお城があるとやかっておもたよ」

 

どこ？？？

 

「今年はデイサービスの人に（高良山の茅の輪くぐり）に連れてってもろたけん、無事に茅の輪くぐりができたとよ（大正生まれAさん）」

「ちのわくぐりって何ですか？」

「知らんね？　ほら、八の字にまわるとよ」

 

すみません、知りませんでした汗！

 

住み慣れた町で「いつもの行事を今年もつつがなく行える」ことが、どんなに大切なことなのか。

わたしはこの町のみなさんから感じています。

 

 

またみなさんいろんな「御井町トリビア」をわたしに教えてくださいね！