~新しい制度へ~

昨日、とても嬉しい情報を目にしました。(2019.2.19読売新聞)

 

2/17の日曜日に奥様(31歳)の願いや意思をご主人と子供さん達が形にしてくださり、約120名以上の方々の前で思いを語っていただいた『遺族を語る会』から今日で3日目。

 

その声がさっそく久留米市に届き、行政の皆さんが動いてくれていることを知りました。今年の4月から新しい制度が始まるようです。

 

『介護保険の対象とならない40歳未満の患者さんと、その家族の経済的な負担を軽減することが狙い』

『訪問介護や、車いす、介護ベッドの福祉用具を借りる費用が補助される』

『月額6万円を上限にサービスを利用でき、うち1割は本人負担』

と記事に書いてありました。

なんて嬉しい情報でしょう・・・

 

若くして癌を患い、家に帰りたいけれど家の環境が整わない。本当は子供達の側にいたいけれど帰ってきて大丈夫だろうか。自分が帰る事で家族に経済的負担や迷惑をかけてしまうのではないか。色々な気持ちがその方の年代によって違う事、そして抱えるものの大きさも違うと思います。みんな顔が違うように産まれた環境や性格も違う。考え方も様々だと思いますが、“住み慣れた我が家へ帰りたい”と思う気持ちは、どの年代でも心の奥底にひっそりと思っていることかもしれませんね。

 

さぁ!若い方達!家族のもと、子供さん達のもとへ安心して帰って来てください。我が家に帰って来て、過ごしやすい日々が送れる久留米市になる日も近いです。不安や悩みも大きいかと思いますが、在宅医の先生、訪問看護師、最期まで寄り添える方達が久留米市にはたくさんいます。

 

若い癌の方の『こうしたい』、『これがやりたい』という気持ち。この気持ちこそが生活の質をあげることにも繋がるのだと思います。『こうしたい』という気持ちに寄り添い、その方を支えているご家族も支えていく・・・。“支えている人を支える”こと。

 

年代によって難しいこともあるかもしれませんが、高齢でも若くても『同じ人間』。その方の“心の琴”に触れることができるような看護ができるよう、日々精進していきます。

奥様が生存中に話していいた言葉(31歳)

 

『私の病気を通して多くの人が大好きな自宅に帰って来て欲しい。同じ若い癌の方の役に立ちたい。私の事を伝え続けてね。何かが変わるなら、私、天国に行ってもこの世で生きてるみたいだね・・・

 

伝え続けることで、発揮できる地域になること・・・彼女が笑顔で拍手を送ってくれていると思います。

 

私も同じ世代として他人事とは思えません。もしかしたら私もいつか癌になるかもしれない。しかし、癌になったとしても新しい制度が始まれば安心して生きていける、安心して家に帰ることができる。

 

『久留米の力強い行動力』に胸がいっぱいです。感謝致します。

 

 訪問看護ステーションつばさ 高井良美由紀

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コメント: 6
  • #1

    KM (水曜日, 20 2月 2019 13:28)

    ありがとうございます。とても嬉しい記事です。姉の想いが若年層の方の励みになると思います。きっとお空から、とびっきりの笑顔で嬉しいね!と、言ってくれてると思います。

  • #2

    も○み○ゆ○き (水曜日, 20 2月 2019 19:44)

    本当に感謝です。
    色んな方が動いてくれておかけで大きな一歩になってくれました。4月から癌で家に帰りたくても不安だった方も安心して帰れると思いますし、うちの家族みたいに笑顔で大好きな家族の元に帰る家庭が増えると天国から見てるママもより笑顔になると思います。
    たぶん、もう笑顔になってますね!!

  • #3

    よしたけ (水曜日, 20 2月 2019 21:18)

    たっくさんの方々の声が届きましたね(^^)これで、若い方たちがガンになっても、負担なく家で過ごせますね。
    とはいえ、まだまだ課題が残るAYA世代のがん看護です。社会の動き、がん治療の動向にも目を向け、在宅ケア、緩和ケアという枠にとらわれず広い視野からAYA世代の看護についても理解を深めていきたいですね。

  • #4

    川津敦子 (水曜日, 20 2月 2019 22:05)

    嬉しいです!!
    とても大きな一歩だと思います。

  • #5

    Sachiyo Ono (水曜日, 20 2月 2019 23:15)

    平成18年4月、40歳以上の末期の悪性腫瘍の方に介護保険サービスを受けられるように制度改定がありました。
    その時ケアマネジャーをしていた私は、40歳の肺癌末期の方を担当していましたので、ご本人とご家族と一緒に制度改定を喜びました。
    今回かなり時間はかかりましたが、様々な方のご尽力により久留米市の新たな制度が整えられました。
    感謝しています!
    今後は新たなサービス内容の充実に向けて専門職として再び声を届けていきたいものです!
    そして、久留米市以外の地域でも同じような介護サービスが受けられるよう、『住みよか久留米』の現状を発信していきましょう!

  • #6

    R.T (木曜日, 21 2月 2019 01:07)

    久留米市バンザーイです!若い方のガン闘病の講演を今までにも何度か聞きましたが、どの方も立派に自分の生きた証を残しておられました。やっと少しでもサービスを得られるようになるんですね!できれば4月からと言わず1日でも早く始まって欲しいところですが、1歩前進出来たこと、本当に嬉しい限りですね。
    私も頑張らねば……!