御井町ケアプランの古賀です。
今年2月に帯状疱疹になりました。
いろんな方から帯状疱疹の話は聞いてました。「発疹ができる」「ぴりぴり痛い」などなど。
でもピリピリもしなかったし、発疹もありませんでした。ただただ腕と肩が痛くてたまりませんでした。病院行っても原因わからず、別の病院紹介されたりレントゲン撮ったりもしました。
そうして「眠れないほどの痛み」を湿布と痛み止めでやりすごして、湿布負けしたと思って皮膚科に行ったら「帯状疱疹ですね」と言われました。
あとで聞いた話ですが「帯状疱疹の場合、最後に見た医者が一番の名医になれる」のだそうです。いや、ほんとに最後に名医にやっと出会えた気持ちでした。
でも抗ウイルス剤を一週間飲んでも痛みが引かず、それから神経の痛みを止める薬を一か月。 痛いしやる気でないし、なぜかコンビニのパン入りカップスープ以外のものが食べれないし。もう、一生料理なんて作れないんじゃないだろうかと思いました。
ほぼ完治した今、わたしは高齢者みなさんの心理について病気のおかげで大事なことを学んだような気がしています。
自分のやる気スイッチを押せるのは自分だけなのですね。
ついつい自立支援で「できる部分はやってみましょう」なんて言ってしまいます。 でも痛いときの心理は「こげん痛いときに、やれるとこだけやらできるわけなかろうもん!」です。ええ、実感しました。ほんとに何もしたくありませんでした。
痛みや意欲低下の前でわたしたちは無力です。できないことをやりましょうなんて言うことはできません。そのことを今回実感しました。
ほんとに配慮が足りず、みなさんすみませんでした。
さて。池町川の八重桜がとてもきれいです。
痛みもやっと治りました。
これからはいろんな方の「やる気スイッチ」の場所を捜せるような仕事をしていきたいと思っています。
コメントをお書きください