少し前になりますが、ELC(エンドオブライフケア)の小さなウェーブ第1回学習会に参加してきました。
エンドオブライフケアの基礎講座に参加したのは2年前になりますが、その時学んだ事は、相手から見て「わかってくれる人」になる事でした。
人生の最終段階を迎える人の抱える苦しみを、そうでない自分が理解する事は出来ません。
でも、相手から見て「理解してくれる人」になる事は出来るかもしれない。
それは、看取りの現場で何もしてあげる事の出来ない無力の自分の、救いにもなりました。
今回の学習会は、その復習でもあり、また新たな発見もありました。
この「理解してくれる人」になる援助的コミュニケーションは、職場や家庭でも活かす事ができる‼︎
実際はまだまだですが…(^_^;)
〜苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい〜
そして、逃げないで関わり続けるためには…
〜誰かの支えになろうとする人こそ一番、支えを必要としています〜
60代で癌で亡くなった私の義父の話を末期癌の男性にした時、「無念やったろうなぁ」としみじみと言われた。
その言葉の裏に、その男性の無念さを感じたけれど、何も言葉を返してあげる事ができなかった自分…。
私には何もしてあげる事が出来ないと思っていた自分…。
エンドオブライフケアを学んだ今なら、少しは支えになれる様な気がしています。
苦しみを抱えながらも穏やかに最期を迎えられる、そんな支援が広がる事を願っています♡
有料老人ホーム銀の庵 古殿
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