二月は逃げる

一月往ぬる二月逃げる三月去ると言われますが、、今日から2月、早いですね。

 

1月は、高校の時の友人の訃報、コロナ禍において家族葬でとの知らせに、お別れにも行けず、ショックではあるもののなんともまだ受け入れられません。落ち着いたらお別れに行こうとは思いますが、そこにいるのは遺影の中の友人。ご遺族と友人の話をして沢山涙を流して初めて死を受け入れられるのかもしれませんね。

 

自分自身も還暦に近い年齢となり、順番で言えば親を見送る事になると思います。悔いの残らないように親孝行をと時折実家に顔を見にいっていますが、要介護状態の父の姿をみていると、あぁ、あんなに厳しかった父がこんな風に歳をとるなんてと切なくなる半面、とても可愛らしい一面をみせてくれます。休日に入浴介助をしたのですが、何とズボン2枚、ズボン下2枚、リハパンツ1枚の重ね着に、よくこんなにはけたものだと、笑ってしまいました。また、入浴後は私がスマホを探している横で、「何がなかとか。」と、すました顔で尋ね、、父のあたりからかすかに聞こえてくるコールに耳を澄ませると、父のカーゴパンツのポケットにすっぽり入ってました。(^^♪

 

私は、ヘルパーとして働き、介護福祉士、ケアマネの資格をとり、現在は居宅支援事業所で勤務していますが、人生の先輩方より沢山の事を学ばせて頂きながら、お給料までいただいているなぁと日々感謝しています。今は、親孝行にも役立っています。

 

若い人達にもこの仕事の素晴らしさを知ってもらいたいものです。

 

御井町ケアプランサービス 靍久